未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

月曜日, 12月 31, 2012

危機は2013年の秋から始まりそうです

 2012年も終わろうとしていますが、2012年は将来が明るい未来になるのか、暗い未来になるのかを暗示していた年なのかもしれません。
 日本の国家の負債はGDPの200%に及びますが、「赤信号みんなで渡れば怖くない」状態で 新政権は 国債の増発による財政出動をおこなわおうとしています。 また、ドル円は80円から86円台まで円安となり、オーバーシュートぎみとなっていますが、またまた 円高は終わったの大合唱になりつつあります。
   日本時間12/31 15:00時点では 米 財政の崖問題はすんなり解決せず、N.Y. Dow先物指数が12791と147ほど下がっていますすので、このままだと日本の1/4は厳しいマーケットで始まるのかもしれません。

 
 当ブログは 金融のプロの方々に読んで頂いていましたが、来るべき危機に備える方々向けの支援を行うことになりましたので終了させていただくこととなりました。
 2013年から会員制のメンバー制度を始めさせていただきますので、下記へお問合せをお願いいたします。

 mail: info@synapsejapan.net


シナプス通貨経済研究所ブログ
   シナプス通貨経済研究所

 
 長い間 購読いただきありがとうございました。
 皆様 よいお年をお迎えください。

土曜日, 7月 21, 2012

ユーロドル、ユーロ円

昨夜7/20 NYマーケットでは ユーロドル 1.2144で、ユーロ円 95.35円でユーロ安  多くの関係者がスペイン危機(金利の上昇)でそうなったと解説していますが、それはきっかけにすぎません。 理由は他のことでいいわけです。  ユーロドルは東京、ロンドンマーケットで1.2277で上値を抑えられ 1.23-1.24でショートをいれていた投資家の期待を裏切りました。 1.2225のサポートを割ると目標の1.215に到達したわけです。 いったん、来週 1.223のレジスタンスまで戻っても、次の目標 1.210、1.20へとユーロ安となっていきます。 ユーロ円も同様ですので、ユーロを買っているミセスワタナベは降参するしかりません。
 要は、為替の世界を動かしているヘッジファンドに逆らってはいけないということです。ちなみに、プロはユーロ円のトレードはほとんどしていませんので、テクニカル通りには動かないようです。

土曜日, 7月 14, 2012

円ドル 膠着状態

多くの専門家も円安へ動くと言わなくなって、3月頃の円高終焉ムードは何だったでしょうかと思われますが、外債を買ってもらいたい金融関係、為替手数料で稼いでいる銀行関係にとっては成功だったのかもしれません。 あるいは、本当に円高が終わったと分析していてたとすると、お付き合いはやめたほうがいいと思います。

 さて、79.06円で止まった金曜日のNYでしたが、79円には市場関係者には警戒感があるのも確かです。金曜日のNY市場では、ユーロドルで中央銀行による国債購入で一時的なユーロ高が演出されましたが、ボラタリーが大きいユーロドルは難しくショート勢はかなりロスカットにあいました。
  筆者は、月曜日 1.2265までで止まって今後1.20を目指すと見ています。テクニカル的には、1.2265を抜けたら1.2365まで戻る可能性もありますが、ダウントレンド継続で1.225前後でショートが大量にはいっているようです。
 また、ユーロ円は6/2の95.58をいつ更新するかというところです。

木曜日, 3月 15, 2012

ドル円のゆくえ

ドル円は3/15 84円18銭をピークに83円台にありますが、トレンドは85円台に向かっています。 85円台をつけるとトレンドが終わる可能性があります。 85円40-50銭でショートいれるといいかもしれませんが、ロスカットも30銭上でいれておくといいでしょう。
 週刊エコノミストの特集でも円高は終わり円安へと多くのアナリストの記事が掲載されていますが、要注意です。

土曜日, 2月 25, 2012

ドル円のゆくえ

2/24 N.Y.マーケットでは81.21銭のドル高円安で、もう円高は終わったという論調が増え始めました。
 
そこで、現在の状況を分析してオーバーシュートぎみのドル高について考えてみます。 
 昨年7/8の81.50銭にレジスタンスがあり、その次は 同5/19の82.23銭、同4/5の85.52銭となっています。  日足 直近ドル高値85.52銭とドル安値75.36銭の61.8% 81.64銭をブレークしなければ円高方向へ修正されるでしょう。 81.64銭をブレークした場合は、85.52銭へ向かいます。

 また、2009年のドル高値 101.45銭 と 75.36銭 間の38.2%は 85.36銭 ですので86円を超えるドル高はなさそうです。 
 現在、オーバーシュートしているドル高も終焉にさしかかってきていますので、つられてドル買い円売りは要注意といえます。

日曜日, 1月 22, 2012

再開します

永らく休止していたブログですがいよいよ再開しないといけない状況になってきました。

 ユーロの危機によるユーロ円の100円割れは通過点ですので、80円は覚悟しておく必要があります。新年祝賀会で数名の経営トップで100円割れは想定していなかったと話していましたが、経営トップの責任は果たせません。
数年以内にやってくるドル円60円台、ユーロ円80円台を見通さなくてはいけません。

水曜日, 11月 16, 2011

Occupy wallstreet

Wallstreetを占拠せよの声は全米や世界中に共感を呼び、その運動は広まりをみせています。昨日N.Y.Cityのwallstreet近くに公園では警官による排除が行なわれましたが、この運動が非暴力の運動であるため多くの市民の共感を生んでいるようです。
  19世紀後半に始まった産業革命以降、富めるもの と貧者 の格差が広がりすぎたグローバリズム資本主義社会は最後の局面にはいってきていることが見えてきます。