未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 12月 12, 2008

本日の東京市場 - ドル円 -

 本日 お昼の間は小康状態を保っていたドル円ですが、12時15分過ぎから下げ始め(円の上昇) 一気に88円17銭をつけ、(東京市場の高値91円87銭から)一時 3円70銭のドル安円高となりました。
 90円をわったところで ファンドの円買い、輸出企業の為替予約、買い方の売り方へ変わり怒涛の円買いがおきました。
 いったん、18時台なって 90円台を回復していますが、基調はドル安円高で マーケットの予想より早く80円台の円高になりそうです。
 輸出企業をはじめ すでに80円台を想定していると思われますが、3月期決算の見込みは まだ 95円-105円となっており、さらなる減益が予想されます。