未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 12月 05, 2008

世界のマーケットがなくなている

「拡大再生産」 と 「縮小再減産」の 「拡大再生産」とは マルクスが資本論の中で述べていることで 資本家は利潤を求めて生産を拡大していくですが、「縮小再減産」とは筆者がなずけた今日の市場縮小に伴う 減産を果てしなく続けていく 「恐慌」の際に表れる 企業の行動です。
 市場が縮小していく中、生産すれば在庫のやまになるわかですから 工場を停止するしかありません。 たとえば、トヨタのレクサスを生産している 工場では 12月2日間の創業停止を決めています。
来年になると 定常的な創業停止が続くようになるわけです。

 では 何故 市場が縮小しているかが重要ですが、需要が減少していく要因として 1) 世界的なデフレ経済が始まっている 2) 信用危機により 現金が動かなくなった 3) 失業・減給 また 株安で ものの購入ができない、または、意欲がない。 など さまざま考えられますが、

 基本的に 世界のマーケット アメリカが消費できなくなった とうことに つきるでしょう。