未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 11月 19, 2010

インフレ懸念

 日米とも長期金利 上昇ぎみですが、はたしてインフレはやってくるのか? 今後 資源・一部の穀物などの上昇がありインフレ懸念があります、人口増加が続いているアメリカ経済は GDP 3.0%以下の成長の場合インフレではなく、スタグフレーション懸念となります。
 FRB議長 ベンもそのことがわかっていますので、金融緩和には様子をみながらとなっています。教科書的にはマネー供給が一定限度を超えるとハイパーインフレを引き起こすとなっていますが、新興国の存在がその懸念を打ち消す可能性が高いのです。
 アメリカ 3%以内の低成長が続けば デフレには突入しなかったということになります。 先進国債権バブルが崩れると突然の長期金利上昇で世界経済は混乱に突入ということになってしまいます。