未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

木曜日, 8月 12, 2010

ドル高 円高

 2ヶ月ちょっとお休みしていましたが復帰いたしました。

 ユーロの買戻しは 8/6 1.3335の高値で 昨日8/11 N.Y.市場で ドル高 1.31920から1.28307 とユーロ急落しました。
 一方、円ドルは 円高 84.734 でファンド勢の目標84.750に達したので、 東京市場では落ち着いた状態です。
 ユーロ、豪ドル、香港ドル、シンガポールドルなどでドル安ではなくドル高であり、一方 円のみ独歩高となっています。
 このことは 今週 日銀が量的緩和についてはあえて触れず、82円割れ または 次の80円割れターゲットで 量的緩和をアナウンスするであろうことが予測されます。
 今後は 筆者は円買いではなく、円以外でのドル買いがいいように思えます。