未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 11月 12, 2010

何も変わっていない

 FRBの金融緩和(QE2)、G20などなど 話題になってもマーケットの状況は深刻です。
もともと アイルランドの危機はニュースになっていましたが、市場はN.Y.へ傾注 先週から欧州危機が表面化してきたにすごいません。

 前回 ユーロドル 1.4000レベルが高値という指摘は、1.42800までオーバーシュートしたにすぎませんでした。 基本 ドル高になってきていますが、新聞、雑誌は 欧州危機と騒ぎ出し始めることでしょうか。

危機の連鎖は 欧州(南欧........イギリス)<アメリカ<日本の順番です。 中国はすでに市場閉鎖の法的整備が終わっていますので、影響は少ないでしょう。