未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

木曜日, 4月 26, 2007

調整を続けるベトナム株式市場

昨年10月以降 急激に上昇してきたベトナム株式市場は4月にはいり調整を続けています。
主に日本マネーを中心としたファンドが流れ込んだことも起因しているようですが、まだまだ上場している会社が少なくブームを巻き起こした模様です。 あるベトナムの証券会社は口座開設料・手数料を値上げし 実質 日本からの新規口座開設者を制限するようになってきています。

しかしながら、今後 インフラ系、金融系 の株式公開が控えており 客観的な投資基準を持って 投資活動を行えば、急激な上昇時に慌てて投資することなく じっくり調整局面で有望株を拾っていくことができるでしょう。