未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

木曜日, 11月 15, 2007

ベトナム・ファンド ラッシュ

 このところ中堅証券会社からベトナム・ファンドが FTSE指数と連動のベトナム債権 や ロンドンAIMへ上場しているベトナム株式ファンドが販売されました。 また、今週号 エコノミスト(毎日新聞社)は、インドシナ経済の特集で 一部の人々(かなり多くの)が先行投資していたわけですが、一般的になりそうな気配です。12月は 延期されていた銀行株のIPOが控えていますし、目が離せません。
  CPは暴落、N.Y.株、日本株が下落・低迷する中 資源・商品への資金シフトが目立ちますが、新興国への投資が賑わう気配がします。

  原油バブルがいつ弾けるかが心配なところですが、ベトナムは資源国のひとつでることも忘れてはいけません。