未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

水曜日, 3月 12, 2008

3/12 上海株式市場 下落 

 3/12 アジア株堅調の中 上海株は95.76ポイント下落 4,000割れ寸前の4,070.12 で引けました。 中国国内要因 による下落が続いていますが、先週の全人代により当局の引き締め政策は当面継続が確認されました。一方、ドル人民元は2008年初より現在 2.7% 元高であり 当局の元高誘導姿勢が読み取れます。 現在 中国では物価上昇率が高く、声明はださないものの為替政策で少しでもインフレ抑制を行おうとしています。