未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

月曜日, 3月 03, 2008

次なるターゲットはドル円は101円台へ! ! ! !

 投機筋の情報では 100円突破へ向かうドル円は 動きが早く 早ければ今週中にも101円台に上昇するという予測がされています。 3月決算期は 日本法人の海外拠点より本国送金(ドル→円)と重なり、ドル売りに加え、円買いがも進むという 季節的要因により 加速度的に ドル安円高が進むわけです。
 外需頼みの日本経済は、円高によりリセッション入りも懸念され 3月度は大幅な株式下落につなります。
 しかしながら、円高は国力を高める意味があり 中長期的には心配はいりませんというのが筆者の考えです。 一般的には、日本企業は人件費を上げず原価を押え連続増益を続けてきたのですが、円高と資源・原材料高は 輸出企業の減益 と 人件費もあげるにあげられず個人消費も低迷するが、インフレ経済へ忍び寄る という 難しい局面を迎えました。