未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 4月 22, 2008

ベトナムは農業・資源国

 ベトナムは米、コーヒーなどを生産する有数の農業国であるとともに石油を算出する資源国でもあります。最近 米の輸出価格を値上げし、その輸入国であるフィリピンでは 庶民の手が届かない価格になってきているそうです。 また、国民が教育熱心であることも有名で、国の政策としてもIT産業に力をいれています。 
 HSBCのレポートによるとベトナム株式市場は本年度低迷すると見ています。現在 530ポイント前後を推移していますが、年末でも600ポイント前後とみているようです。 ただし 個別銘柄をみていくと魅力的な銘柄もあり 夏までに拾っていくことも検討中です。

 HSBCは早くからサブプライム問題を指摘し、自ら対象の証券を売却していた数少ない投資銀行でもありますので そのレポートを無視するわかにもいかず株式市場に関しては冷静に対処が必要かなと思っております。