未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

水曜日, 4月 16, 2008

ベトナム不動産の現況

 先日 米国大手不動産コンサルタント会社のハノイ駐在のコンサルタントと話をする機会がありました。 ベトナム不動産は2007年までの高騰の後、当局の金融引き締め策の現在 下落調整中ですが、いくつか質問してみましたので下記の通りまとめてみました。

1.外国人は購入できないが、70年リースという方法が利用できる。
2. ホーチミン・シティーの中級クラス・マンション 100平米 20-30万米ドル、高級クラス・マンション 100平米で30万-40万ドル。
3.すでに不動産バブルではないかという見方に対しては、下げてはいるが供給不足感がありそう心配は必要ないと強気でした。
4.レバレッジを利かした借り入れはできるが利息が12-3%と高く、日本で借り入れを行った方が良い。

この夏にでも ホーチミン、ハノイへ一度見に行ってこようかと考えています。 金融引き締め策で当面上がることはなくても、底になった際には投資対象となります。