季節労働者たちの困難
自動車、電機、エレクトロニクス 産業は 需要と供給の関係で 季節労働者を雇い入れます。
就職雑誌では 寮完備で 3交代制を基本に 夫婦住込み可 というメーカーもあります。
このところの急速な需要落ち込みにより在庫の積み増しで、多くの工場がすでに生産調整にはいっています。 寮に住み込んだまま 生活できるのであればいいのですが、給与がなければでていかなくてはならず 路頭に迷うことになってしまいます。
昔の日本では まわりの人たちが 助け合う という精神がいきわたっていたため、困難に際にしても踏ん張ることもできたわけですが 現代は個人主義がいきわたり また セーフティネットが整備されていないため 大量の失業者にあふれる街なみ で 社会不安が生じることが懸念されます。
ここで アジア型資本主義を再生させないと 人間である労働者をたんなる流動資本と同様に切り捨てていくのでは 日本の将来は暗いままです。
解決策としては これらの方々にとって1) 中国など海外へ出稼ぎにでるという方法 2)農業を営むという方法 3) 次なる景気浮揚を待つ しかないかもしれません。
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