未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

月曜日, 12月 01, 2008

本日のN.Y.マーケット

 先週 ブラック・フライデーで5日間連騰していたダウですが、今日はさすがに下げそうです。ダウ先物では 150ドル前後安  8670ドル近辺にあります。 先週 ダウが上昇しても ドル高にはならなかったドル円ですが、ロンドン・マーケットで 95.20銭近辺から 93.60銭割れまで 一気にドル安円高となりました。 ダウが上げても ドル高円安にならず、ダウが下げたらドル安円高のトレンドになったとすると 1ドル90円を試す展開になってきます。
 ダウは 今後 クリスマス商戦の浮沈に注目が集まるわけですが、感謝祭を過ごすアメリカ人の財布は大幅ディスカウント・セールにこころを動かされ 前半戦 対前年比プラス2%前後に落ち着いたようです。
 ダウは戻り高値がどのくらいになるかですが、一方、日経225は 円高による 個別輸出企業の株価に注目が集まります。