未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 5月 19, 2009

国債の格上げ

 ムーディーズは、国債(円建て)の一段格上げを発表しました。マーケット関係者は首をかしげるだけで、何故今 格上のニュースとなりました。 日本の国債残高 と 今後 減り行く 外貨準備高、国富を考えるとおやと思ったのでが国内関係者です。冷静に考えると 米国国債の金利を見ると 相対的に 国内投資家が買う 日本国国債の方がいいのですが、評価は米国国債の方が上で これでイタリア並というところです。
 今や、格付け機関への信頼性もあてにならずというところでしょうか。