未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 5月 19, 2009

明日はGDP速報値の発表

 明日5/20は GDP 速報値の発表です。民間エコノミストの平均でマイナス16.2%のようですが、どうやら09年1-3月期が当面の底ということになりそうです。 この数値に海外マーケット関係者がどう反応するかですが、為替は円安に動くのが常識的です。
 4-6月期は、財投効果もあってプラスに転じるのが政府見通しのようですが、悪材料出尽くしで 緩やかな回復を期待したいところです。さて、09年 IMF見通し-6.2%が正しいのか、-3.1- -3.3% の政府・日銀見通しが正しいのか 4-6月期にかかているような気がしています。