未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

土曜日, 11月 28, 2009

プノンペン事情 その1

 プノンペン市内はのどかで市民も笑顔なのですが、年配の方と話をすると肉親が内戦時代(主にポルポト時代)に亡くなっており心の傷となっています。 先生、知識人など300万人が殺されたといいますから、国作りがうまくいかず外国からの援助にたよらざるえない状況のようです。
 昨日 タイからの援助で道路をつくる契約がカンボジア政府の意向で破棄されました。 ベトナムとの経済関係が強くタイ政府とは世界遺産の所有の件で関係が悪化しています。
 ちなみに プノンペンへ行く飛行機の両隣はアメリカ国籍のカンボジア人でした。1人の話によると内戦の際 両親が難民としてアメリカへ出国、その子供たちはアメリカ国籍で カンボジアとボストンを行き来しているとのことでした。 好きな食べ物は、チキンなどアメリカ料理でカンボジア料理は苦手とのこと、やはり生まれ育った環境で好き嫌いも決まるようです。