未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

月曜日, 11月 09, 2009

金価格の今後

 N.Y.金先物 は 11/9終値で1096.9ドルで終わりましたが、週明け 11/9 1100ドル台で推移しています。 下がると買いがはいり1200ドルまではいきそうですが、半年前には950ドル前後でしたので 世界的な現物買いが進んでいる様子がわかります。 IMFの放出分もインドが購入したりで 各国中央政府が金の備蓄に励んでもいます。
 背景には ドル売りがありますユーロドルをみてみると直近ドル安値1.50634(10/25)を抜くのではと分析できます。 一方 ユーロ円は 130円から139円あたりのボックス圏であります。 ドルと円は低金利通貨であり、低金利状態は続くと見られています。
 金は この秋 どこまで買われるかですが、1,500ドルというのが中期的なターゲットです。