未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

土曜日, 10月 03, 2009

ドル安円高基調

 日本の8月失業率は おやっと思うような 数字でしたが、アメリカ雇用統計 9月失業率 9.8%と発表されました。 このところ 世界的に株価も調整中のようですが、為替は ドル安基調です。
  ユーロドルは 9/23に1.48446のドル安値をつけた後、昨日 10/2  1.44808 まで ユーロ安ドル高 となっています。
 ドル円は 10/2 88.62銭の後 1時間で一気に89.924銭まで戻り ボラタリーが高いところをみせました。世界的にあふれているゼロ金利国通貨「ドル」は 高金利通貨、新興国および資源国の通貨に交換され投資されているわけですが、ドルと同様に実質ゼロ金利通貨 円にも交換されているわけです。
 88円22銭の高値を抜けますと12月高値 87円126銭を抜け 80円を目指すことになります。