未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

日曜日, 7月 19, 2009

高金利通貨建て投信・債券はだいじょうぶ

 日本の低金利政策の裏返しで オーストラリアドル、レアルなど高金利通貨建ての外債などに投資した方々は大きな傷を負ったわけですが、ここにきて またまた個人投資家を中心に人気がでています。 短期的にはいいかもしれませんが、いつ金融危機が発生するかわからない状況においては手を出さない方がいいかもしれません。
 世界の金融マーケットの動きを見ているプロでも難しい状況において、一般投資家の富はまたまた海外勢に吸収されていってしまいます。