ECBおよびIMFの融資は
日本時間早朝発表されたECB5000億ユーロ 融資・融資保証、IMFの2500億ユーロの融資 発表でマーケットは落ち着きを取り戻しつつありますが、為替市場ではユーロの買戻しに過ぎず 解決には程遠いようです。
発表による強い決意は感じ取れるものの、地中海クラブのデフォルト回避措置にEU各国が賛同するかどうかがまだ残されています。IMF主導で策定された措置と読み取れますが、いっそIMF全面支援の方が解決策となったものを、EUのユーロ圏を守るという面子が全面にたった措置に思えます。
今後、ユーロ圏諸国の足並みが揃うかどうかにマーケットの関心が移り、少しでもひずみが出ると揺れ動く不安定なマーケットとなりそうです。
2007年夏にもECB,FRB,日銀による中央銀行による緊急ドル供給があり、その後 金融緩和が広がっていきましたが、何かその頃に似てきていると感じているのは筆者だけでしょうか。
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