ユーロの不安
1.34982から1.32075へ急落したユーロですが、ボラタリーが大きく、このところストップロスも大きくいれておかないともっていかれますのでご注意です。
あまり報道されない欧州情勢ですが、フランスの高校生の年金改革反対デモ、イギリスの大学学費値上げ反対デモ、イタリアでは昨日からベルルスコーニ首相に反対デモが暴徒化しています。
2008年12月ギリシアから始まったデモがその質が違えど、欧州に広がっています。 若年層の失業率が高く、社会不安が増加しているのですが沈静化する様子はないようです。
上記の社会不安は、過去の銀行救済がソブリンリスクへ転化し生活圏を脅かされる人々が抗議しているわけですが、欧州圏の国債を保有するドイツの銀行を救済するためにドイツが通貨ユーロにどう対応するかをマーケットが見きわめる時がきそうです。
ユーロは今後さらに上下動が烈しくなる要素がかくれています。
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