未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

土曜日, 11月 24, 2007

ドル・キャリートレード

 ドル安傾向の中 ドルを借りて高通貨で運用するのがドル・キャリートレードで、今後のFRBによる利下げ継続を見越した運用です。 
 例えば 115円換算で89,000$(日本円で1024万円)を借りた場合でも、105円時の返済は934万円、100円時の返済は890万円と目減りします。もちろん 借り入れのRate以上のパフォーマンスをあげることが前提となります。
 一般に一点 集中投資する際は、レバレッジを利かした投資で最大のパフォーマンスをあげるは なかなかできないことですが、金利・通貨・市況を読んで実践しているセミ・プロの方がいます。
  現在のところ 金、中国元、ベトナム不動産がキーワードです。