未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 1月 22, 2008

FRB0.75%緊急利下げ 

先ほど 1/22 FRBはFF金利を0.75%下げ 3.5%へ即日実施することを決めました。 サブプライム問題からくる金融不安およびアメリカ発景気後退観測により世界的な株安の連鎖に ついに FRBは重い腰をあげました。 一時的にN.Y.ダウ、アジア市場、欧州の株安はおさまる可能性がありますが、問題は金融不安の懸念がおさまるのかどうかです。
 ドル安円高はいっきに進むことが予想されますので 下記の対応が必要です。
①FXはショート・ポジション 1/22 106円93銭が安値で105円割れの104円台も想定が必用です。
②日本株は 電力・ガス・薬品のディフェンシブ銘柄のみを拾う。

それにしても 某銀行では ドル円相場110円割れで外貨預金のキャンペーンをおこなってらっしゃいます。
筆者は善良な投資家向けに「当面 ドル預金はしないようにいたしましょう」といいたいです。