未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

木曜日, 3月 27, 2008

買い時を探る

  金融引き締め策をとると株式・不動産は下落傾向です。 現在、上海株式、中国不動産、ベトナム株、ベトナム不動産 は下落傾向にあります。日本において金融引き締め策をとっているわけではありませんが、米国の影響で株式下落、建築基準法見直しおよび銀行の開発プロジェクトへの慎重な姿勢もあり不動産も軟調ぎみです。
 このような時はじっとしてて動かず タイミングをみて出動するわかですが、見極めが重要です。日経より個人投資家向けのタブロイド誌が発刊され筆者も購読をしています。 おもしろいのは、REITが解散価値以下に下落しているにもかかわらず回復しない ということです。 ただし、外資が底値とみたらここぞという時に買い捲ることです。 不動産は 指標が投資収益率ではなく賃貸利回りでメジャーするようになっていますので、日本の不動産株をいつ購入するかは考えておくべきことだと勉強させてもらいました。
 筆者が保有している中国不動産は 金融引き締め策が継続になるという判断で 近々 売却予定です。 中国は経済成長をしていますので、売り時は賃貸利回りではなく投資収益率での判断となります。