未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

水曜日, 4月 23, 2008

低利の日本をどう活用するか

 最近の新聞広告で 退職金を預金するとプレミアム金利をつけますという広告を目にします。 3ケ月もので2.0%だったりするわけですが、世界の預金金利を見渡すと 日本が低金利かがわかります。
 ベトナムではインフレ率が高く、11%前後の預金金利がつきます。 オーストラリア・ドルで7.25%、ニュージーランド・ドルで8.25% です。 日本で退職金をどう運用するかは退職者の方々の悩みでありますが、銀行などの金融機関にしてみれば獲得競争となります。
 中でも注目は HSBCプレミアです。1000万円以上の預金でさまざまな特典を受けられます。また、世界中のHSBCで同等のサービスを受けられるのも特徴です。日本での預金金利は3ケ月、6ケ月、1年でも1.42% ですが、中でも 不動産投資ローンは預金連動型で預金分には利息が発生しないサービスを提供予定です。
 一方、中央三井信託銀行では不動産担保ローン1000万円まで融資 キャンペーン1.9%の利息で融資中です。 この有利な点は事業資金以外 使途は自由なため、日本円で借りて 海外で有利な金融商品へ投資を行うこともできます。