未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

日曜日, 9月 21, 2008

ベトナム・フェスティバル

 9/20(土)-9/21(日) 東京 代々木講演で ベトナム・フェスティバルが開催されました。 主に日本でベトナム料理店を営む方々や物産店が多く、また、来場者は日本に来られているベトナム人がその大半を占めているようでした。
 ビジネス面で目を引いたのは ハノイに本社があるFPT(すにで日本法人があるため在住の方が対応)が日本でのビジネス拡大を目指すために出展していた点や証券会社SSIにいたってはホーチミンから3人のスタッフが来日して来客へ対応を行っていました。現在 SSIは日本語ができるスタッフが5人おり、日本の個人顧客拡大のためそのブランドを日本でも広めたいということです。すでに大和證券との提携を行い 本格的なインターネット取引を来年度には開始する予定のようです。 また、すでに日本円でのベトナム送金を可としており、日本人にとって利便性が高まっている大手証券会社です。
 一方、FPTはビル・ゲイツが訪問したことでも有名なIT会社ですが、2006年にグループ内に大学を設立し人材の教育にも熱心で、英語が中心ではありますが、日本語ができる社員も養成中で 今後 日本とのビジネス拡大が期待されます。