米国型資本主義の終焉
市場万能主義がもたらした 今回の金融危機ですが 、今後 国家による規制を課すことで暴走を防ぐしかないようです。 国際的な流動性の危機に陥った 銀行間取引ですが クレジット・デェフォルト・スワップによる相互不信があります。 金融機関同士がそのような金融証券を売買・保有するわけですから、金融収縮が起きた場合 資金売りに行き詰る企業には市場退出の評価がでます。
膨大なドルを供給することで クラッシュ危機を逃れましたが、基本的な解決には程遠く 延命措置をとったというのが真実ではないでしょうか。
根本的な解決は 世界中の企業が不良資産をあぶり出し 正常な形になることです。その点 日本はその経験をもった数少ない先進国であり、今後 そのノウハウを提供することができます。つまり、日本は国民がその犠牲となりました。
しかしながら、長くて 暗い 道のりを 欧米諸国は取れず 相当の期間 世界は混迷してしまうおそれがあります。
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