未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

木曜日, 10月 30, 2008

急激な円安の真相

 10/29 早朝の日経新聞による日銀の政策金利の下げ観測以降 ドル円、ユーロ円など急速な円安になっていますが、公的年金が外銀経由円を売っているようです。
 実態経済からすると ユーロは 100円割れに向かって円高が続いていましたが、当局による至上命令(先進国各国が了解)により間接的に市場介入にはいいています、結果 昨日よりファンドもドル、ユーロの買い戻しになっています。
 人為的な介入は長続きしないのですが、輸出関連株を中心に株価を上昇されるには有効的な手段となります。こわいのはその反動で 「山 高ければ 谷深し」 です。