株式市場はどうなる
筆者は株式は専門ではないのですが 現在の相場は 新聞で書かれているような 投機的な売りというより 現金するための現物売りが中心ではないかと見ています。 マーケットは 恐慌を見据え とにかく キャッシュを持とうという恐怖相場です。 群集心理は一方向に向くので 経済専門誌、週刊誌に特集が組まれて ファンド、現物の換金売りが続き 買いがなかれば輸出関連、金融株を中心に下げ続けることになります。
PBRが1.0を割り、利回りが2-3%でも 貸し渋り、貸し剥がしにあって倒産するかもと考えたら買えないわけです。地方銀行を中心に 銀行の自己資本比率 が課題になり、また、CDSを抱えた企業の損失が明らかになったりすると 最終局面と考えています。
筆者は 少ないながらも 打診買いをしていましたが 現在 様子見 2009年3月までに中長期での買い場が来るのではと見ています。
下値の目処は 今後 ダウが 4000ドルを一時的に割っても 日経平均は5000円台が下値の目処ではないかとみています。 この時期はまだ先であるとしても 2009年3月までが要注意とみています。
欧米はすでに恐慌にはいっていますので この先 アメリカの鏡相場であることを考えたら 当局の万全 かつ 先手をうった対策が必要です。
銀行預金のペイオフは 全額保証へ早く手をうつべきなのですが、そのような声は聞こえてこないのが危機管理能力が薄く 危機が発生してからではと心配しております。
日本の個々の企業は強いところが多いので 悲観はしなくてよいかと思います。
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