10/6-10/8 の世界的株式暴落を振り返る
欧州各国の銀行への公的資金投入、アイスランドはクローネ急落で国家的危機をロシアによる資金供給予定など 金融機関破綻懸念からの欧州の危機的状況は、米国の大手銀行の資本不足懸念もあり 10/6より各国 投資信託、ファンド、現物の投売りで 暴落となりました。
筆者の予想では危機が1週間早く到来したというのが感想で、今回の暴落が米国の公的資金投入催促相場となったようです。 昨日のブログ書き込みは 公にポールソン財務長官のコメントという形でリークされましたが、日本当局の出番がきたようです。
しかしながら、日本でも現金化していなかった多くの個人投資家の資産は 半分程度になったようで、お気の毒です。 当面(2年間くらいは)回復することはないでしょうから じっと我慢するか ある程度戻ったところで処分するか 判断が難しいところです。
さて、今週 多少落ち着いても 来週が大手銀行の四半期決算発表となります。もう人波乱あるか、その前に 米国当局が動くが 目を離せない展開となってきました。
ちなみに 通貨に関していいますと ドル円は 当面 10/8の98円60銭を割るかどうかですが これも米国当局の動き次第 ファンダメンタルの要素が大きそうです。
また、ユーロ円は 欧州経済の落ち込みは深刻で ユーロ安円高は続きそうです。
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