未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 10月 10, 2008

10/10 日経平均9.7%暴落を考える

 換金売り、空売りに対して買いはないため 10/10 金曜日 1日で9.7%の暴落、また、今月初めより25%の暴落となっています。 世界的な株式クラッシュなのですが 日本の日常生活は変わらないようです。 というのは、日本人の株式保有率は高くないため 富裕層やセミプロ投資家の資産が半分以下になっています。 贅沢品・高級品・旅行の支出が減ると言われていますが、資産家にとっては多少資産が減ったところで あまり影響はないようです。 余裕資金でないお金や退職金を投資している方々にとっては仕事も手につかない2008年10月となってしまいました。
 今後 世界的なデフレ経済となっても すでに長年 デフレ経済を経験している日本には 耐えることの知恵と経験が備わっているのではないでしょうか。
 本日よりG7が始まりますが 日本が世界の危機をリードしていくことになるでしょう。 外貨の保有率が高い 中国(1位)と日本(2位) が 枠組み作りの中心となっていかざるええません。