未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

水曜日, 12月 17, 2008

中谷 巌 氏 の「懺悔の書」

 多摩大学の教授でもある 中谷 巌氏 の話を 11月初旬に聞きました。 彼は 我々に 自分の今までの考えは間違っていたことに気付き とても反省をしている。また、そのことに関する 本を執筆中であるとも語ってくれました。 筆者が以前から述べているような 日本人の尊厳、気遣い、周りへの思いやりなど 先代たちが長年の日本築いてきた ものの大切さを 取り戻そうという 単純なことです。      しかしながら、一度 グローバリゼーションを取り入れてしまった日本社会および精神を取り戻すには困難が伴いますが、中谷氏のような グロバリゼーションを推進してきた 著名人が 心からの間違いに気付く ことが重要で、彼の「人格」が評価されます。
 なお、「資本主義はなぜ自壊したのか」(集英社インターナショナル 1785円) が書名ですの ご一読を。

1 Comments:

Blogger Orwell said...

懺悔は良い。しかし残された累々たる残骸を弔う気持ちはないようだ。郵政民営化なども良かったなどと反省がない。情けをかけてはいけないのではないだろうか。

12:06 午後

 

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