未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

水曜日, 12月 17, 2008

バズーカ砲をはなったパーナンキFRB議長

政策金利を1%から0-0.25%と実質 0金利にしたFRBですが、CNBCは バーナンキ議長がバズーカ砲をはなったと表現しました。 バーズカ砲はポールソン財務長官のおはこであり、バーナンキ議長はヘリコプター議長(過去 ドルはどんどん刷ればよいと発言したことがあったので)と呼ばれていました。
 さすがに、バーズカ砲の威力はすごく 昨日のダウは急騰しました。 今晩は100ドルほど下げて始まりそうですが、当面の急落は免れそうです。
 ただし、対円でのドルは下げていかざるえません。マーケットは 明日からの日銀の政策金利会合をも守り 、政策金利 維持であれば 円急騰、利下げで多少の円安に動きそうです。

 今後 アメリカ経済は 長いデフレ経済へはいりだしたところで 耐乏生活に耐えていかなくてはいけません。 また、欧州・日本などもデフレの仲間入りは避けられないところです。