未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

月曜日, 12月 20, 2010

1.27割れのユーロ 対スイスフラン

 12/20 日本時間 9時過ぎに対スイスフランで1.27を割れたユーロは、1.26936の安値をつけています。
欧州においてユーロ圏のソブリン・リスクでは、スイスフランがその受け皿になっています。先週 お伝えしましたように、ベルギー、スペインの格付けの見直しが予定されているため先回りしてユーロが売られています。
 一方、ユーロドルは 1.318台で押えられていますが1.32台までユーロ高の可能性があります。11/30に108.349をつけたユーロ円ですが、現在 110円台で落ち着いているところです。