未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 1月 28, 2011

フィナンシャルタイムスの菅首相に関する記事

 昨日のS&Pの日本国債格下げアナウンスに際して失態を演じた菅首相でしたが、フィナンシャル・タイムスは昨日のブログと同じような記事を皮肉たっぷりに書いています。
 「菅さんはここ数週間財政改革を優先事項にあげている。・・・・・・・・ 菅さんは日本が今年のGDPの200%を超える膨大な負債に耐えうるかどうかをS&Pがデモンストレーションしてくれ、喜んでいるはずだ。」

もちろん菅首相が何もわかっていないということを前提にした記事ですが、財政と年金改革と言っているわりには何もわかっていない、経済音痴をさらけだし世界から笑いものになっているわけです。