未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 3月 08, 2011

スイスフランとスイス中央銀行

 スイスフランは避難通貨としての強みを発揮していますが、中央銀行は頭がいたいようです。 2009年秋には1ユーロ=1.5スイスフランで推移 その後 昨年12月 1.24スイスフランの最高値をつけて 現在 1.29近辺にあります。
 一方 ドルスイスフランは 昨年3月1.17台から現在0.93台と 円と同様 強いことがわかります。
 しかしながら、昨年 介入して損失をだしている中央銀行は スイスフランの強さに頭がいたいようです。もう介入することはできないのですが、ユーロ、ドルいずれにも 今後 まだ 高値を追いそうです。