未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 2月 11, 2011

ベトナム情勢とカンボジアに証券市場開設

 2/9 に529ポイントまで上昇したホーチミン市場ですが、海外の資金が流れ込んできているようです。2010年11/20 420ポイントでしたので約26%上昇しています。 ベトナムの友人によるとインフレで消費財の値上がりが大きく、5-6年前に比べると お米、コーヒー、砂糖など2-3倍になったと言っています。
以前、ダナンのリゾートホテルで コーヒー 日本円換算で200円くらいでしたから、400円になっているのかもしれません。 その友人は、日本の自動車部品メーカーと合弁会社をハノイで創業したところで、いずれ訪ねていってみようかと思っております。
 なお、ベトナムの隣国カンボジアの証券市場が今年6月に開設予定で、行き場のないQE2のお金の一部が流れ込む可能性があります。