未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

土曜日, 1月 29, 2011

エジプト情勢

1/28のマーケット N.Y Dowは 199ポイント下落で-1.39%、FTSE -1.4%、DAX -0.74% とチュニジアから始まったアラブ民衆の反政府運動がエジプトでも3日目は大規模となりリスク回避で株売りとなりました。 一方、商品市況は金が+1.49%、銀は+3.44%,石油 +4.5%の上昇です。 
 さて、日本の新聞・テレビでは伝わってこない現地情報ですが、カイロ、スエズ、アレクサンドリアなど市民は腐敗している警察への怒りで警察署に火をはなち、市民は軍が市内にはいると喝采で向かえ、兵士も投げキスをしているとの情報がはいってきています。 
 ムバラク大統領の長期政権は、市民と軍により崩壊する可能性が高まっています。