未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

月曜日, 12月 03, 2007

ベトナム商工銀行のIPO

 ベトナム株式市場の低迷により延期となっていました 大型銀行株のIPOが始まりそうです。
まずは、今月中に ベトナム商工銀行(VCB)が、2008年に入りベトナム投資開発銀行(BIDV)のIPOが認可される予定です。 OTCを見ますと 軍隊商業銀行(MB)が61,000ドン、サイゴン商業株式銀行(SCB)が5,400,000ドン で推移しています。
 ただし、大型株のIPOに伴い持ち株を売って、購入資金へ充当する動きがでて一時的にマーケットが低迷する可能性が大きいようです。 銀行株は現状 外国人持ち株比率が30%までですので入札時に応札できることが大事であるため、ベトナムの証券会社担当者との情報交換が重要です。
 筆者が保有のSSI証券では IPO登録費用20,000USドルを請求されますので、銘柄選びは重要です。