未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

水曜日, 4月 30, 2008

米国 1Q GDP 0.6%の成長

 先ほど 発表された 米国 GDPは大方の予想0.5%とほぼ同等の昨年同期比0.6%の成長でした。一説にはマイナス成長にはいっているのではという読みもありましたので、かろうじてマイナスには落ちいらなかったという方が正しいのかもしれません。
 さて、FRBの政策金利 を 今後 当面 据え置いた場合、インフレ懸念と景気後退のはざまで底割れする可能性もあります。 パーナンキン議長としては 金利低下打ち止め感はださずに余韻を残して、舵取りをしたいところではないかと読んでいます。
 現在がマイナス成長でも 半年先を見込んで株価が上昇する局面もありますので、本日4/30と明日5/1のマーケットは注目です。