未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 5月 23, 2008

中国不動産売買物語 その②

 今回は 売却代金についてどうやって海外へ送金するかについて書いてみます。
 必用な書類がそろえば外貨に交換および送金は難しくありません。銀行によっては本人が窓口へ出向くようにといわれますが、銀行入出金の代理人の手続きを事前に行っておけば代理人でも外貨交換および送金は可能です。 ただし、送金限度額枠 1回USドル相当60,000ドルが設けられています。 
 個人による電信外貨送金による人民元交換も 60,000ドルまでと設けられています、現在は、電信外貨送金による人民元交換は3ケ月間内に60,000ドルと定められているようです。
 送金の際 注意すべきことは 必ず 電信扱いの為替交換をすべきことで、紙幣交換を行うと総額に対する手数料がかかってしまいます。ちなみに、その場合 HSBCの場合は1%の手数料がかかってしまいます。

 ちなみに HSBCのプレミアは日本で10000円以上の預金者対象にサービスが始まりましたが、中国のHSBCは50000元(日本円で750万円)でプレミアです。