未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 5月 20, 2008

VN Index 449.24 投売りはいつまで続く?

 ベトナム国内投資家の投売りが続き 回復の見込みがない ベトナム株式市場ですが、国内投資家には全く見向きもされなくなったようです。もともと 付和雷同型のベトナム人気質ですから、皆が買えば買い、皆が売れば売りの様相が続いています。
 例えば、サコムバンクですが 26,900ドンでPER 8.9倍です。ただし、外国人購入枠30% まで保有されているため外国人は買えません。 また、CII ホーチミン市インフラ投資社は 24100ドンでPER 8.77倍です。こちらは 外国人まだまだ買えます。
 2-3年は寝かせておくこと覚悟であれば購入することもいいのですが、今は 預金金利 1ケ月ものでも 年15%の利息がつきますので 株<預金 といったところでしょうか。

ベトナム株 買い場は近い VN Indexの底 それは今年中に訪れそうです。