未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

木曜日, 7月 10, 2008

11000割れ寸前のN.Y.ダウ

 景気後退の中 N.Y.ダウは11300ドル前後で推移しており 11000ドル割れは近いようです。チャートをみるかぎり 11000ドルで止まる気配はなく 底値を探る展開になりそうです。 日経平均もN.Y.ダウにつられて、下落中ですが、多くの経済誌、専門誌では3月の底値を下回ることはないというのが論調のようです。 筆者は必ずしも楽観しておらず、日本の景気後退も本格化すれば 底値を探る展開が予想されます。
 世界の中では いち早く 回復かといわれているベトナム株式市場ですが、油断は禁物です。