未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 6月 20, 2008

アジア通貨は円安?

 アジア通貨は国内インフレで通貨安傾向ですが、年初らい円に対する 変動率を調べてみました。
円高なのでは ベトナム・ドン 6.99% タイ・バーツ 14.16% フィリピン・ペソ 11.9%、変動率は小さいですがインドネシア・ルピー 1.9% マレーシア・リンギット 2.8%の円高 、なお、インフレ経済ながら人民元は2.16%の円安です。
 おそるべし 中国人民元です。なお、人民元は5月までは円高傾向が続いていたのですが、この6月にはいり急速に円安となりました。
 株式・預金など 東南アジアに投資する場合は、為替動向をみておく必要がありそうです。
 筆者は 現在 為替動向と金利動向をみつつ ベトナムの銀行に預金することを検討しています。