未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 8月 05, 2008

去年の8月今頃は

 2007年8月初旬は マーケットにはまだ余裕があったようですが、 8/10のブログでは下記の通り記載していました。
 「・・・・略 
 そのときは 資金の流れが逆流し NY株式当面調整→ ドル安 → 円高 → 日本株式当面調整 → 債権へ という 過剰流動性が一時休止 します。  ただし、各国当局は 通貨供給を増やし 資金の流れの逆流を止めようとします。これは結果的にインフレ経済の創出であり、一般投資家は手持ち資産の保全を保つ必要があるわけです。」

その後8/17の世界同時株安となってしまいました。その後の混乱は 皆様ご存知の通りですが、FRBの敏速な対応は高い評価に値するものです。 
 では 今年後半はどうかと読みますと、
 米国はかなり烈しい 金融危機へと突入さざるええないものと見ています。続きはまた次回記載いたします。