中国の財政投資
中国当局は 約60兆円の財政投資を発表しましたが、あくまで国内経済(株価対策が主)へのてこ入れです。 本日 上海マーケットは反応、上昇基調です。 中国経済は 内需が約70%、輸出が約10%、資本・証券投資などが20%ですが、内需を刺激しようという 資本主義的な考えに基づいています。
中国国内の書店へ行くと アメリカで発売禁止のおびがついた「金融危機」の書籍が並んでおり、また、「フラット化した社会」も置いてあります。 もちろん中国語ですが、おもしろいのはカール・マルクスの「資本論」(写真・解説つき) が65元(約940円)あったので 筆者も一冊 購入しました。
辞書を片手に読む予定です。
いずれにしても、高度な資本主義(複雑すぎて誰も把握できなくなった金融資本主義)が崩壊寸前 あるいは 崩壊してしまったわけですから、原点に戻り 「資本論」を読み返すのもいいかもしれません。
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