未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 12月 30, 2008

為替が大きく動くとき

 日本の休暇 正月、お盆休みに ドル円が大きく動くのは関係者であれば周知のことです。 昨年末から年初は大きくドル安円高に動きました。 さて、12/31,1/2に動きがあるかどうかですが、日本の機関投資家、企業はいっせいに休み、海外機関投資家、ファンド勢は この間 活動しています。
 今年は 1/3,4が土日となるため 日本勢が参加するのは 1/5からとなります。
 現在 90-91円間のレンジで動いていますが、早ければ 今晩 深夜のN.Y.明日早朝のウェリントンからファンドがしかけてくるかどうかです。 89円50銭のサポートを割ると88円60銭まで、88円60銭を割ると さらに、87円12銭を目指します。
 ただし、今年は 2日間の海外勢で ドル安円高の 場合でも 89円台ではないかと見ていますがいかがでしょうか。 なお、91円を突破するようなドル高円安方向も警戒が必用です。