未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

木曜日, 1月 01, 2009

新年より危機感の欠如?

 あけましておめでとうございます。
 新聞・テレビと不況・不況と大合唱していますが、見通しについては大甘としかいわざるえません。人々の価値観の転換期にあるにもかかわらず、従来型の思考でものごとを判断しているようです。

 回復という言葉はここ数年 実感することはないでしょうから、事態は深刻化していくことを覚悟しておく必要があります。 景気は循環するものですが 今回の欧米の金融恐慌は 2009年より産業恐慌へはいっていくので 日本への影響は避けられないわけです。