未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

木曜日, 1月 15, 2009

ノーテル 破産法申請

 アメリカ 小売業 12月の結果は対前年-2.7% の落ち込み と CITI の証券部門売却に伴う 影響(CNBCより)で金融株が下げて、ダウは大きく下げています。
 一方 ニュースになっていないのですが、ネットーワーク機器 大手 ノーテルの破産法申請です。再建を目指して取締役で決議されたものですが、オバマ時期政権も大手自動車メーカーは救済されても ITなど一般企業は救えません。
 ノーテルの場合 利息支払いの行き詰まりですから 売り上げが急激に落ちる中 キャッシュ・フローがなかったということになります。
 2009年は大型倒産が続きそうです。 ちなみに 昨年 12/11付 アメリカの小売業で 見通しを書いています。
[全米の11月の小売業 売上げ高 対前年比マイナス1.8%といわれていますが、来年の1月以降は大幅マイナスとなりそうです。]